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アーカイブ: 2015

Nobel Guide Planning教室 第2回合同カンファレンスin Tokyoに参加しました。

昨日、5月17日 品川 THE GRAND HALLにて行われたカンファレンスに参加してきました。インプラント治療のコンピュータによるプランニングとガイデッドサージェリーについての症例検討が行われました。非常に活発な意見を拝聴でき、今後の治療に多いに参考になりました。安全且つ正確にインプラント手術を行うにはガイドサージェリーが必須ですね!また、補綴主導型のプランニングにより清掃性が良く適切な噛み合わせを付与出来る理想的な被せ物が出来上がります!

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さいたま市緑区の歯医者、伏見歯科医院

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すきっ歯〜正中離開〜 コンポジットレジン修復治療症例

コンポジットレジン修復治療の症例です。

今回の症例は、患者様との話し合いの結果、暫間的(一時的)にダイレクトボンディングによるコンポジットレジン修復治療を行いました。削らないで済む治療であり、また可逆的(元に戻せる)治療でもありますので選択しました。

10代の女性、モデル。前歯の隙間を治してほしい。仕事の関係で短期間で改善したい。

所見 正中離開(左の犬歯の萌出遅延による乳犬歯の晩期残存による)わかりやすく説明しますと、大人の歯が1本出てこないので、子供の歯が生え変わらずスペースが埋まらないので前歯の間に隙間が出来てしまっている状態です。

SHOFU DENTAL DIGITAL CAMERAこの症例の場合は矯正治療が適応です。しかし、治療期間が長い、矯正器具の装着をしなければならない点が患者様の要望とは異なってしまいます。短期間でしかも、見た目がよく、後で矯正治療が出来る治療法を検討しました。その結果コンポジットレジン修復治療を行いました。

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患者様の将来のみを考えると矯正治療を選択するでしょうし、EBM(Evidence-based Medicine)ではそうかも知れません。しかし、患者様は今が非常に大事であります。これを歯科医師だけの判断では決められません。患者と歯科医師が良く話し合い治療の方針をきめていく、NBM(Narrative-based Medicine) ナラティブなアプローチが非常に重要な事項だと思います。

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 カテゴリ:CR すきっ歯・歯のすき間の治療, 審美コンポジットレジン修復, 症例写真

MI(ミニマル・インターベンション)CR治療〜最低限の侵襲によるコンポジットレジン修復治療〜

MI治療と言われる治療のご紹介です。虫歯治療で最低限の侵襲とは分かりやすく言うと健全歯質を出来るだけ削らないで残す治療方法です。取り除いた虫歯の場所はコンポジットレジンで修復します。

症例 18歳男性 歯に穴が開いている。

この歯に対して初めてのカリエス処置になるため当然 MI 治療で対応します。虫歯の部分を取り除き、コンポジットレジンにて修復治療します。治療後の状態は良好です。強度もコンポジットレジンの物性と接着が向上していますのである程度は許容出来、臨床上問題ありません。このようなケースでは、金属の詰め物は削除量が多いため不適切です。

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セラミック治療 下の前歯の審美治療症例

上の前歯(上顎前歯)の審美障害はもちろん気になりますが、下の歯の審美、機能障害もしっかりとした治療により改善可能です。

60歳代女性、下の前歯を奇麗にしたい。物が詰まってしまうという訴えです。

以前のコンポジットレジン充填の不備と歯冠部の破折もみられます。オールセラミックスクラウンで4前歯を補綴修復治療を行いました。

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 カテゴリ:審美セラミックス治療, 症例写真

from NAGASAKI 第三回総会に参加してきました

3月22日 Dental Study Group from NADASAKIの講演会に参加しました。様々な分野の発表を聞けていろいろと参考になりました。また、多くの方と情報交換できとても有意義な時間を過ごせました。その中でもリップマッサージの話とナラティブアプローチがよかったですね。

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 カテゴリ:副院長 伏見学Blog, 歯科医師情報

当院の審美セラミックス治療について

1、診査、診断と十分なカウンセリングによる、治療計画の立案

歯の診査はもちろんですが、歯周病、歯列、噛み合わせ、顔貌など包括的に診査し診断します。また、患者様一人一人のご希望や治療期間、ご予算などを十分なカウンセリングを通じて把握します。これらカウンセリング結果と診査、診断から得られ科学的根拠に基づいた治療法を複数提示させていただき患者様にご納得いただける最善の治療計画を立案していきます。KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERAスライド06

 2、被せ物が入る前の段階の仮歯による治療計画の具現化

治療計画より得られた内容を、より具体的に患者様に伝える為に診断用に形を変えた(ワックスアップ)模型からプロビジョナルレストレーションと言われる仮の歯を作製します。このプロビジョナルレストレーションは単なる仮歯ではなく、最終的に入る歯の前の段階です。これにより歯の形態や色調、噛み合わせ、清掃性、発音などあらゆる調整を行っていき治療が計画通りに行えているのか?もしくは修正が必要なのか?本当に患者様のご希望どおりの治療計画なのかが確認が出来ます。ですから安心して納得がいく治療が受けられます。2012.1.20 Cental incisor.024OLYMPUS DIGITAL CAMERA

3、精密かつ正確な、歯の形成(支台歯形成)と型取り(印象採得)

歯を削ることを、支台歯形成と言います。また、歯の型を取ることを印象採得と言います。この二つの診療は歯科医師の技術で大きく左右します。まずは、細部まで見えないと正確に歯を削れませんので拡大鏡(サージテルEVK800)を使用しています。これは10倍率で拡大していますので、通常裸眼では確認出来ない細部の虫歯から歯石や歯の凹凸まで確認出来きます。拡大鏡を使用することで裸眼で削った場合とは格段に正確に歯を削れるのと削りすぎや隣の歯を削ってしまうなどのことも防ぎます。次に、歯肉圧排といって歯と歯肉の間に細い糸を入れます。これにより、歯の型を取る時に歯の根元と歯肉の境目が明瞭に印象されるので適合の良い被せ物の作製が可能になります。また、型を取る材料も変形が少なく、細部まで再現出来るシリコン印象剤各種を組み合わせて使用しています。4F2K3679 のコピーOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

4、セラミック、ジルコニア、セメントなどの歯科材料の的確な選択

歯科で使われるセラミックの種類も何十種類もあります。築盛していく陶材から、強度のあるジルコニア、e.maxに代表されるキャスタブルセラミックやプロセラ、セレックなどのCAD/CAMによる削り出しと様々です。また、歯の土台の補強にも現在はグラスファイバーを使用した物を用い、セメントや接着剤の選択にも最適で最良な材料を使用しています。このように、無数にある歯科材料の中から信頼出来る組み合わせを選択して使用していくことが審美歯科治療の結果に大きく影響していきます。これには豊富な知識と経験が必要になってきます。自由診療専門のクリニックで審美歯科を担当し、自ら歯科技工士を集め技工所を設置してきた経験を生かし的確な選択を可能にしています。OLYMPUS DIGITAL CAMERAKONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

5、高い技術と経験を持つ、歯科技工士による製作

セラミックの歯を作るのは歯科医師ではありません。上記のような行程を経て、模型を提供し歯科技工士に作製してもらいます。模型だけでは患者様の情報が少ないので、歯の色形態、お顔や口元の写真を撮影し提供します。また、治療中のプロビジョナルレストレーションの情報も提供します。時には、診療室で立ち会いのもと一緒に診察しています。その後は、歯科技工士の技術と経験が関わってきます。現在は各々独立していますが長年仕事を一緒に行ってきた優秀で信頼の出来る5名の歯科技工士に作製を依頼しています。DSC_7420DSC_0008

Correct Designの五十嵐 智氏、工房ツェーネの辻野 恭弘氏、

Irodoriの小林 裕氏、大澤 敏広氏、WHITE ARTの荒井 幹雄氏

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 カテゴリ:審美セラミックス治療について

オールセラミッククラウン、ベニアなどコンビネーションによる審美セラミックス治療

見えないところでも金属を使用しないで治療を行えれば、自然な歯の状態に回復出来ます。歯科治療の技術と材料の進歩により、10、20年前の治療とは全く次元の異なる治療結果が得られます。

症例をご覧下さい。30代女性。前歯の奇麗に治したいと来院。以前のレジン充填の変色とメタル(金属)ポストコアとメタルセラミックス(金属焼付鋳造冠)による歯の根元の変色。これらによる全体の歯ぐきの色調障害など。

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右3本の前歯と左の犬歯をP.L.V、左2本の前歯と左臼歯をFiber CoreとAll-Ceramicsで治療

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歯ぐきは何もしていなくても、金属を使用しないと明るくなります。

DSC_0117口元から見える歯も自然な状態になりました。

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 カテゴリ:医院情報, 審美セラミックス治療, 症例写真

オールセラミックによる金属を使用しない(メタルフリー)審美歯科治療

金属の裏打ちのあるメタルセラミックスでは、どうしても再現出来ない色調があります。それは天然の歯にある光を通す透過性です。いわゆる明度の調整が難しくなります。そこで、オールセラミックスでの治療を行うと自然な歯の色の再現が出来、時には特殊な歯(変色歯)にも対応可能です。

症例40代女性、以前に治療した前歯の色調に不満があり来院。メタルセラミックスにより歯の基の部分の明度があわず浮いて見えます。また、歯の色が暗いのは先天性の歯の変色(テトラサイクリン変色歯)であるためです。

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メタルコアも除去し、ファイバーコアへ。前歯2本をオールセラミックス(Procera)で修復

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素敵な口元を取り戻しました。

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ラミネート・ベニアによる上顎4前歯の審美セラミックス治療

ポーセレン・ラミネート・ベニアのご紹介です。(P.L.V/Porcelain Laminate Veneer)

前歯の大きな虫歯を詰める治療後に起きる見た目の悪さの改善、少しの歯並びの悪さや歯の形態、色調の改善などに非常に有効です。薄いセラミックを歯の表面に接着させる治療ですので、歯を削る料も非常に少なくて済むというメリットがあります。なるべく健康な歯質を残せた方が歯は長持ちします。

症例 30代女性、前歯の詰め物の変色による審美障害を訴え来院。前歯4本をポーセレン・ラミネート・ベニアで治療し患者様の素敵な笑顔を可能にしました。

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ジルコニア・ブリッジによる前歯の審美セラミックス治療

歯がない場合でも、金属を使わず(メタルフリー)の治療で自然なブリッジを入れることが可能です。

症例 60代女性、前歯の被せ物が取れてしまった。真ん中の2本の歯の根を抜かなくては行けない状態です。抜歯後両サイドの歯を削り、型をとりオールセラミック・ブリッジで治療しました。

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歯茎の歯周病治療を行い健康な状態にした上で歯の形を整え、型取りの準備をします。

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ジルコニアブリッジフレームと最終補綴物のジルコニアブリッジです。

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症例 50代女性、歯が動くのと前歯を奇麗に治したい。

右上の側切歯を抜歯して、ジルコニア・延長ブリッジで治療しました。

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