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アーカイブ: 4月 2015

すきっ歯〜正中離開〜 コンポジットレジン修復治療症例

コンポジットレジン修復治療の症例です。

今回の症例は、患者様との話し合いの結果、暫間的(一時的)にダイレクトボンディングによるコンポジットレジン修復治療を行いました。削らないで済む治療であり、また可逆的(元に戻せる)治療でもありますので選択しました。

10代の女性、モデル。前歯の隙間を治してほしい。仕事の関係で短期間で改善したい。

所見 正中離開(左の犬歯の萌出遅延による乳犬歯の晩期残存による)わかりやすく説明しますと、大人の歯が1本出てこないので、子供の歯が生え変わらずスペースが埋まらないので前歯の間に隙間が出来てしまっている状態です。

SHOFU DENTAL DIGITAL CAMERAこの症例の場合は矯正治療が適応です。しかし、治療期間が長い、矯正器具の装着をしなければならない点が患者様の要望とは異なってしまいます。短期間でしかも、見た目がよく、後で矯正治療が出来る治療法を検討しました。その結果コンポジットレジン修復治療を行いました。

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患者様の将来のみを考えると矯正治療を選択するでしょうし、EBM(Evidence-based Medicine)ではそうかも知れません。しかし、患者様は今が非常に大事であります。これを歯科医師だけの判断では決められません。患者と歯科医師が良く話し合い治療の方針をきめていく、NBM(Narrative-based Medicine) ナラティブなアプローチが非常に重要な事項だと思います。

さいたま市緑区の歯医者、伏見歯科医院

 カテゴリ:CR すきっ歯・歯のすき間の治療, 審美コンポジットレジン修復, 症例写真

MI(ミニマル・インターベンション)CR治療〜最低限の侵襲によるコンポジットレジン修復治療〜

MI治療と言われる治療のご紹介です。虫歯治療で最低限の侵襲とは分かりやすく言うと健全歯質を出来るだけ削らないで残す治療方法です。取り除いた虫歯の場所はコンポジットレジンで修復します。

症例 18歳男性 歯に穴が開いている。

この歯に対して初めてのカリエス処置になるため当然 MI 治療で対応します。虫歯の部分を取り除き、コンポジットレジンにて修復治療します。治療後の状態は良好です。強度もコンポジットレジンの物性と接着が向上していますのである程度は許容出来、臨床上問題ありません。このようなケースでは、金属の詰め物は削除量が多いため不適切です。

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さいたま市緑区の歯医者、伏見歯科医院

 カテゴリ:MI コンポジットレジン修復治療, 医院情報, 症例写真

セラミック治療 下の前歯の審美治療症例

上の前歯(上顎前歯)の審美障害はもちろん気になりますが、下の歯の審美、機能障害もしっかりとした治療により改善可能です。

60歳代女性、下の前歯を奇麗にしたい。物が詰まってしまうという訴えです。

以前のコンポジットレジン充填の不備と歯冠部の破折もみられます。オールセラミックスクラウンで4前歯を補綴修復治療を行いました。

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さいたま市緑区の歯医者、伏見歯科医院

 カテゴリ:審美セラミックス治療, 症例写真

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